郡山市(ビックパレットふくしま)への被災地支援も第三陣(4/20-4/27)終了のご報告
ニュース
2011.05.02
郡山市(ビックパレットふくしま)への被災地支援も第三陣(4/20-4/27)が終了しましたのでご報告します。
▲新設された個室スペースです。プライバシーにある程度配慮されています。
▲届けられた様々な支援物資です。食事はおにぎりやパン、弁当などが中心で、温かい炊き出しの食事が出る事は少ないです。
避難所の状況としては、少しずつですが避難生活されている方々のプライバシーに配慮された簡易的な個室も提供されてきています。しかし、避難生活における過酷な環境であることには変わりはなく、風邪やインフルエンザ、胃腸炎などの感染症にかかる方や、不眠やこころのストレスなど、多くの避難されている方が様々な苦痛に耐えながら生活をしています。また、津波や原発などにより生活の基盤を失った方が数多く、辛さ、悔しさ、やりきれなさなど、様々な思いが被災者の心の中に渦巻いています。私たちは、そんな皆様に寄り添い心の声に耳を傾ける事を繰り返しています。そんな状況の中で、被災された方から“疲れてないかい?”や“無理しないでね”とやさしく声をかけられることがあり、私たちはその優しい言葉で胸がいっぱいになってしまいます。
日々の業務は、あさかホスピタルのスタッフを中心に、五色台病院、広島県精神保健福祉センターのスタッフや様々な地域から来られた医療スタッフとチームを編成し、心のケアにあたっております。今、私たちができる支援を、今後も継続的に行っていきたいと思います。