月刊SSKしんぶん VOL.36
SSK活動報告(8月)
例年という言葉が死語になりつつあるような暑さや天気が続きましたが、朝夕少しづつ涼風を感じることが増えてきました。ほっとする反面、疲れがでるのもこの頃なので、みなさん体調には気をつけてください。
SSKスタッフは病院全体に関わる退院支援チームに加わったり、アルコール総合医療センターや高齢者医療センターの運営会議等に加わっています。訪問看護の方も依頼が増えてきています。円との協同で始まったグループもウオーミングアップを終え本格的なプログラムが始まります。ファミリープログラムは1回目のクール(全5回)が31日(土)の終了しました。次回は10月からです。
その他、地域連携を中心とした活動は以下のようでした。21日(水)キャラバン隊(出張相談):在宅ケアサービスセンターへ:高齢者センターとSSKスタッフ、22日(木)病院見学会(10名)、27日(火)昭島市教育委員会相談員等病院見学(5名)、また橋本小児科にお邪魔して連携についての情報・意見交換などを行ったり、積極的な地域活動をされている永生クリニックの河本Drが来院されたりしました。このごろ連携訪問でのやりとりから、もっと話を聞きたいとか見学に来たいなどうれしいお話を頂くことが増えてきています。地道な継続は力となるということかなと思ったりしています。連携訪問先のご要望等ありましたらSSKまでご連絡ください。
★八王子市シルバーふらっと相談室館が丘研修報告
前回お伝えした研修に当院から3名のスタッフが参加しました。ふらっと相談室は、古くからあるマンモス団地「館が丘団地」に位置し、東京都の事業で、高齢者への“住み慣れた地域での安心・安全な暮らしの提供”を目的としています。八王子で唯一、団地の中の独立した相談室と喫茶店併設で、地域の方々が気軽に立ち寄れて、大変賑わっています。住民の皆さんがボランティアでお店を手伝っているので、井戸端会議の延長のように、おしゃべりして、ちょっとした事でもすぐ相談できます。高齢者が増えて人々のつながり、支え合いの力が希薄になった団地が、ふらっと相談室を起点に、以前の活気を取り戻そうとしています。敷居の低い気軽な相談室ができたことで、高齢者だけでなく、精神障害を抱える方も、それ以外の大人も子供も、より暮らしやすくなる、そんな地域の新しい形を感じることが出来ました。資料等のお問い合わせはSSKまでどうぞ。
★家族会「立川麦の会」開設25周年記念式典について
立川精神障害者家族会(通称“麦の会”)が今年で設立25周年を迎えます。ご家族同士が集い、悩みを相談しあったり、勉強会をしたり、支え合って、元気を分け合って、お互いサポートしあう活動を続けています。ご本人が長く、安心して、よりよい地域生活を送る上で、ご家族自身が元気で過ごせる事はとても大切です。当院でも昨年より、ご家族のための心理教育「ファミリープログラム」を開始しました。こうした取り組みを、ご家族自身の力で、25年も継続して行っているのは、大変なことだと感じます。同時に、病院としても地域としても非常に心強い事だと感じます。25周年記念式典は10月6日 立川グランドホテルにて開催されます。ご興味ある方はSSKまでお問い合わせください。
イベント広場(9月予定)
●4日(水)民生委員(障害福祉部会)研修会
渡辺Dr講演
●4日~6日 東京都地域移行体制整備事業「地 域移行定着支援のための医療機関における実習」研修受け入れ
●5日(木)ボランティア「いっぽの会」病院研修
●6日(金)「いっぽの会」茶話会レディースデイ(オープンルーム)
●18日(水)円 退院支援グループワーク 第5回
多摩草むらの会社会資源紹介
●19日(木)拡大退院支援委員会「こんなサービスが利用できるって知ってましたか?」本人・家族・職員・関係者対象
●20日(金)「いっぽの会」茶話会(オープンルーム)
●21日(土)友遊会:外出、巾着田写真撮影会
●24日(火)民生委員(児童部会)研修会17:00~笠原Dr講演(グリーンホール)
職員参加可
◆25日(水)わかくさ家族の会 菊本院長講演
●28日(土)ご家族のためのサポートグループ
●29日(日)こまぎのフェスティバル
※ファミリープログラム第2クールのエントリーは9月20日(金)まで可能です!ご紹介お願いします。
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