月刊SSKしんぶん VOL.37
SSK活動報告(9月)
まだまだ夏と思っていましたが、一気に秋の気配がしてきました。川沿いの彼岸花を楽しんだり栗や柿の実が気になったり、風に揺れるすすきも風情があります。当院の一大イベントである「こまぎのフェスティバル」も無事終わりSSKもほっと一息です。
今月はこんなことがありました。
【研修・見学】4日~6日:東京都「精神障害者の地域移行、及び定着支援のための精神科医療機関における実習研修」2名、 4日:八王子市民生委員障害福祉部会研修(渡辺Dr講義)、5日:精神保健福祉ボランティアいっぽの会オープンルームにて茶話会開始の事前研修、24日八王子市民生委員会児童福祉部会研修(笠原Dr講演)当院グリーンホールで行われたこの研修は70名余りの民生委員さんがみえました。当院のスタッフも特別参加ができA4病棟中心に何名かのスタッフが参加しました。
【地域連携】18日:出張相談キャラバン隊「八王子リハビリセンター(初沢町)」高齢者医療センタースタッフとSSKスタッフ、26日:医師相談・田Dr、毎月定例で行うキャラバン隊は1カ月があっという間です。毎回4~5名で参加しますが、地域には様々な形のデイケアやデイサービスがあり、そこで奮闘している介護スタッフの大変さを知る機会になっています。
25日:わかくさ家族の会(菊本院長講演)、※アルコール総合医療センターの調整で、アルコール依存症の講演会(田Dr)が9日に八王子市保健所でありました。どちらの講演も好評だったようです。
【家族支援】2回目のファミリープログラムが10月12日(土)からスタートします。現在10名余りの申込みです。前回の参加者アンケートでは病気の理解ができたことや、自分だけでは無いということが分かり参加できてよかったなどの感想を頂きました。ピアサポートの重要性も感じ、修了者には友遊会やサポートグループ、地域家族会などの紹介をしています。友遊会は21日に彼岸花で有名な巾着田に写真撮影にでかけました。サポートグループは28日でした。
立川精神障害者家族会(通称)「立川麦の会」25周年記念式典報告
10/6、前号でもご紹介した、「立川麦の会」25周年記念式典が開催されました。シンポジウムでは、“家族会活動の方向性”というテーマで、家族の高齢化、長期・初発の方の2極化、疾患の多様化などにより、家族会活動の転換点の中で、家族は支援を受けるだけでなく、社会を変えて、障害がある人も無い人も暮らしやすい地域づくりを目指そうとのお話がありました。立川麦の会は、家族同士で悩みや不安を語り合う活動と、家族も元気に過ごすための活動(コーラス・食事会・バザーや味噌作り等)をしています。家族の支援は当事者の再発予防に高い効果があり、上記の“家族が気持ちを語り受けとめてもらえる場”“エンパワメントされる場”は当院のファミリープログラムをはじめとする家族支援のプログラムにも通じる非常に大切な点です。地域でも素晴らしい活動が継続して行われていると再認識し、当院のご利用者・ご家族の生活を病院・地域で力を合わせて支えていくことの重要性を改めて感じました。
イベント広場(10月予定)
★3日(木)東京都:地域生活移行支援会議圏域別会議が当院グリーンホールで開催予定(病院見学もあり)
●8日(火)相模湖病院職員病院見学に来院
●11日(金)訪問看護ステーション円との定期連絡会(SSK16:30~)
●12日(土)ファミリープログラム開始(1回目)
●19日(土)友遊会(後半の予定決め)
●21日(月)小平市内ボランティア「ひだまりの会」病院見学研修10:00~
●24日(木)病院見学会15:00~
※SSK事務室内およびオープンルーム内や前には各種の研修や講演会の情報が掲示してあります。皆さまお気軽にご覧ください。
また、オープンルーム内には家族会や地域の就労支援事業所等の情報があります。定期購読している「みんなねっと」や「こころの元気」などもお読みいただけます。お気軽にお寄りください。
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