月刊SSKしんぶん VOL.48
SSK活動報告(1月)
新しい1年が始まったと思ったらもう2月になってしまいます。本当に時間がたつのは早いものですね。雪が降ったり寒さが厳しいこの頃ですが、皆様体調にはくれぐれも気をつけて下さい。最近寒さもあったか、オープンルームを利用して下さる方が増えているように感じます。SSKは今年も元気にいきたいと思います。1月の活動報告です。
【地域連携】
8日(木)多摩立川保健所で自殺予防とうつの講演(森山Dr)について山口も病院紹介をさせて頂きました。20日(火)八王子市社会福祉協議会ボランティアセンター主催の精神保健福祉ボランティア講座の医学講座で松岡Drがお話してくださいました。どちらの先生のお話も大変分かり易く丁寧な内容でした。26日(月)キャラバン隊で市内のグループホームに行ってきました。職員さんの利用者への温かいまなざしと対処の工夫を知りました。
その他、24日(土)には、八王子医師会や認知症疾患医療センター主催の講演会があったりしましたが、医事・看護・PSW・OTなどがそれぞれ参加してくれました。27日(火)南多摩医療圏地域保健医療福祉フォーラムがあり新井山PSWが発表しました。
【本人・家族支援】
10日(土)ファミリープログラム④、17日(土)友遊会(新年会でした。三味線に合わせてみんなで歌を歌ったりおいしいお茶とお菓子を頂きました。24日(土)サポートグループ
【その他】
退院支援委員会の学習会では、立川にあるリカバリーセンター転の篠木所長から活動紹介や利用の仕方などお話いただきました。皆さん熱心に聞かれていました。
「わたぼうし」のこと、ご存知ですか!?
認知症家族サロン「わたぼうし」が2月14日~オープンします。
認知症の方やその介護をされている方などの交流の場として八王子市が計画を練っていました。
サロンでは、日常生活のサポートだけでなく、認知症に関する相談や講習も行っていくそうです。場所は子安町4-10-9西村ビル2階です。火曜~土曜10時~16時オープンだそうです。
市内にいくつかある認知症や高齢者の介護をされている家族の会の方々や当事者が関わってくださっていますので、気軽に立ち寄れる、家族にとって力強い場所になると思います。
ボランティアグループの活動知ってますか!?
八王子や近隣地域ではボランティアの皆さんが地域の居場所づくりや個別支援など、ながーく活動を続けているところがあります。いっぽの会は市内3か所で毎週1回ティーサロン開催しています。病院の近くでは東浅川福祉センターで毎月第1土曜日の13:30~やっています。当院へも月2回来て下さっている方々です。他にもこもれびの会があります。相模原市では、「ボランティアグループひびき」や「なごみ」がおしゃべりを楽しむ会や個別支援などを行っています。地域で生活していく利用者がちょっといける場所になるかもしれません。SSKにも資料あります。
イベント広場(2月予定)
●6日(金)13:30~いっぽの会茶話会(レディースデイ)
★7日(土)13:30~多摩草むら講演会
「大人の発達障害とは・・・?」(多摩センター)
★10日(火)13:00~わかくさ家族の会講演会
「薬の話」子安市民センター
★12日(木)19:00~『発達障害講演会」(京王プラザH)
◆13日(金)落合町会介護教室13:30~
:長谷川PTと包括高尾の斉藤さん
◆13日(金)八王子西部・在宅医療介護研究会
●14日(土)ファミリープログラム⑤
◆18日(水)キャラバン隊
◆20日(金)ぷらすかわせみ・知っとく講座
13:30~「精神科の入院について」:相川PSW
●20日(金)13:30~いっぽの会茶話会
★20日(金)19:00~円事例検討会
●21日(土)友遊会映画会「清州会議」※どなたでも無料でご参加頂けます
◆23日(月)清瀬わかば会職員研修
13:00~ 「てんかんについて」:原Dr
●24日(火)包括医師相談:森山Dr
●26日(木)病院見学会
★の詳しい案内はSSKに掲示中
≪イベント表示:◆院外 ●院内 ★その他≫
平成26年度精神科地域移行実施加算の報告
今年度の精神科地域移行実施加算(入院期間が5年を超える方を5%以上退院させる)の実績達成状況を報告します。
今年度は当院は7名の退院が必要でした。1/30現在、加算カウントクリア(3か月以上退院継続)している方が6名、カウント中が3名で、計9名の長期入院の方が退院できました。退院先は、単身アパート2名、老健3名、養護老人ホーム1名、サービス付き高齢者向け住宅1名、特養2名です。高齢化、合併症等、年々退院支援を取り巻く状況は厳しくなる中、退院支援委員会を中心に、病院全体で、また個々の担当スタッフの皆さんの日々の丁寧な関わりや努力のおかげで、病院として、また一つ大きな実績を積み重ねることができました。
単身アパートに退院された方は、病棟はじめ多職種でチームを組み、地域の協力も得て、訪看・デイケア等連携してご本人の生活を支えています。65歳以上の方は、介護保険をはじめ様々な可能性を掘り起し、諦めないで継続的に支援したことが実を結んでいます。
皆様本当にありがとうございました。そして次年度も皆様のご協力をよろしくお願いします。