月刊SSKしんぶん VOL.57
SSK活動報告(9・10月)
こまぎのフェスティバルもにぎやかに終わりました。10月の青い空に秋を感じていたら目の前の木々が紅葉しはじめました。季節が確実にやってきます。朝夕の冷えが始まり紅葉の鮮やかさが私たちの心を和ませてくれるようですね。今回は合併号ですので2か月分の報告です。下記に書いたような地域の講演会にSSKや院内スタッフ複数で参加しています。
9月
【地域連携】
3日(木)八王子市民生委員障がい福祉部会病院見学・研修会
9日(金)多摩草むらの会講演会「認知症の正しい理解に向けて」
10日(木)津久井ケアマネ研修会(竹内PSW、山口で報告)
12日(土)かわせみ会主催の講演会(菊本院長講演)
30日(水)病院見学会
【本人・家族支援】
12日(土)ファミリープログラム⑤
27日(日)友遊会(フェスティバル参加)
【その他】
また退院支援委員会主催で、多摩在宅支援センター円の添田さんにきていただき障害者総合支援法についての勉強会を行いました。
10月
【地域連携】
14日(水)八王子市民生委員高齢福祉部会病院見学・研修会
15日(木)高齢者あんしん相談センターめじろ・寺田合同ケアマネ連絡会(PSW報告)
22日(木)病院見学会
24日(土)日野いずみ会講演会「精神科領域における最新のトピックス」 (田Dr講演)、立川麦の会講演会『障害者の自立生活を地域で支えるために~障害者権利条約と意思決定支援~』
【本人・家族支援】
10日(土)ファミリープログラム①
17日(土)友遊会
【その他】
東京都「精神障害者の地域移行及び定着支援のための精神科医療機関における実習研修(3日間)」で地域の相談事業所等に努める5名の方が参加されました。
16日(金)みんなねっと関東ブロック大会in東京に参加してきました。家族やご本人たちの大変さを思うと同時に、それぞれの想いやパワーを一杯感じた会でした。
イベント広場(11月予定)
9/17(木)退院支援委員会の活動報告会を行いました。
前半は退院準備プログラムてくてくの報告と、個別退院支援チームの報告を行いました。後半は、児童・認知症・アルコール依存症の退院支援について各部署より報告してもらいました。各専門病棟・センターからの退院支援についての報告は、退院支援委員会としてもはじめての取り組みで、非常に充実した内容でした。
認知症病棟での退院支援の報告は、退院先の特養・老健・養護等の施設の紹介や、ここ3年間の退院先のデータ等、認知症を抱えた方のみならず、他病棟の高齢者の退院支援にも大変参考になる内容でした。児童精神科病棟の退院支援は、退院後の連携、施設や環境へのアプローチ、教育面への配慮など、児童精神科ならではの視点を学ぶことができました。アルコール総合医療センターからの退院支援の報告は、疾患についてやALMeCの全体像、各プログラムや入所・リハビリ施設について等、写真も交えて具体的で分かりやすい内容でした。
今回の退院支援委員会の活動報告会では、各専門病棟・センターの取り組みを、退院支援という共通の切り口で共有することができました。同じ院内にありながら、こうしたそれぞれの得意分野を積極的に学び合う機会は今までは多くはありませんでした。
これを機に、今後も互いに学び合い、得意なところを協力することで、より層の厚い退院支援や、院内連携の活性化につながると感じました。
資料等ご希望の方はSSKまでお問い合わせください。
退院支援委員会 活動報告会のご報告
● 6日(金)13:30~いっぽの会茶話会女性のみ
● 12日(木)AM民生委員高齢福祉部会研修会(病院見学会振替)
● 14日(土)ファミリープログラム②「薬について」
● 20日(金)13:30~いっぽの会茶話会
◆21日(土)14:00~東京つくし会講演会『子供の心の健康を守るために~「心の病」の早期発見・早期治療~』笠原Dr 武蔵野公会堂
● 21日(土)友遊会
● 12月1日(火)こころの健康づくり普及啓発講演会『今を生きる若者のメンタルヘルス~悩んでいるあなたへ、そして家族へ~』笠原Dr、八王子市学園都市センターイベントホール(問い合わせ先:八王子市保健所)
★28日・29日 日本青年期精神療法学会が八王子で開催されます。大会長は笠原Dr、駒木野病院児童精神科の先生方が事務局です。関心のある方はぜひご参加ください。ホームページあり。
◆その他、地域で行われる講演会等の詳しい案内はSSKオープンルーム前等に掲示または配布中です。のぞいてみて下さい。
≪イベント表示:◆院外 ●院内 ★その他≫
多摩地域での心理教育のネットワークづくりにむけた取組み
10/17(日)、多摩心理教育ネットワークの第2回会議が国分寺すずかけ心療クリニックで行われ、多摩地域の4施設(すずかけ心療クリニック、桜ヶ丘記念病院、鶴が丘ガーデンホスピタル、駒木野病院)で、主に家族心理教育に携わっているスタッフが20名程度集まりました。当院からはファミリープログラムのスタッフが参加しました。
このネットワークは、それぞれの施設の取り組みの中でうまれた工夫や知恵を共有したり、相互に学び合ったり、ひいては多摩地域での心理教育をはじめとした心理社会的治療の発展を目指し、今年から活動を開始しました。まだまだ動き始めたばかりの活動ですが、今後徐々に活動を展開し、皆様にご報告できればと思います。