月刊SSKしんぶん VOL.2
活動報告(10月~11月)
毎日、外来の方(入院中の方も)が利用するオープンルームの運営やビデオ講座、初診で来院された方がお持ちになった医療機関等からの診療情報提供書のお返事(はがき)作成と集計などを行っています。別館病棟で発行している「こぼとけ」の郵送もSSKの仕事です。地域からの講演・研修講師依頼の調整や連絡会議等に参加することもあります。関係機関への訪問も行い連携がうまくいくようにい話を聞いたりPRしてます。(いろんな情報・注文をSSKまでお願いします)また、院内のSSK主催会議は、訪問看護実務者会議(11/5)、SSK運営会議(今月中止・会議の報告書はサイボーズで発信中)があります。
- 包括支援センター出張相談(11/25片倉:根本Dr・山口)
- ゆいのもり・虹のセンター25活動報告会(10/23)
- 心の健康フェスティバル(10/29)
- 東海大学八王子病院「救急医療における地域医療連携の役割」講演・シンポジウム(11/6)
- さーくる南会(家族会)「生活を支援する制度や資源」SSK平田PSW講演(11/12)
- 府中市在宅介護支援センターと精神科病院の意見交換会(11/19)
- 八王子市社会福祉協議会うぃずサービス部門研修会:「認知症について」平Dr講演(11/26)
- 初沢町会老人会:「精神科とのつきあい方」SSK山口(11/27)
ピックアップイベント
H22年10月29日(金)第24回八王子市保健所・心の健康フェスティバル
数年前からクリエイトホールに場所を移し、市内の作業所や病院の紹介・展示などのほか講演会などがあります。今年は、チェロやピアノの演奏などもありました。その中から恩方病院副院長の渡部先生の講演を紹介します。
「統合失調症から回復するための新しい治療システム」と題する講演でした。統合失調症の治療目標はノ―マライゼーションであり、その達成のためには、患者の病識の獲得・維持と主体的治療態度の継続が必要条件であるといいます。患者・(家族)が病気を理解し、明るい前向きのイメージをもってもらい人生を大事にいきてほしいと力説されます。そのために実践されている病名告知と病気の説明、薬の使い方、治療関係、心理教育プログラム(患者=統合失調症に負けないぞ教室・家族=家族教室)などについて、分かりやすい言葉で熱く語りかけてくださいました。感想や質問からも、多くの本人・家族が共感したり希望をもつ内容だったと思いました。余談ですが、先生が退院してからの患者さんに使っている「リカバリーパス」は、渡辺先生も検討に参加していて、当院でも何人かの方に使ってもらってます。詳しくはSSKに本があります。読んでみてください。
イベント広場
- 基礎講座「統合失調症の症状・治療とリハビリについて」田Dr(本人・家族可、要申込)12月4日(土)13:30~15:00本館会議室
- 外来者向けミニイベント(入院中の方は相談)12月14日(火)110:30~11:30 OT室「おたのしみ忘年会」会費200円要申込
★第11回精神保健福祉講座
「地域で生活するということ」12月14日(火)13:30~16:30八王子市保健所
関係職員対象(講演とグループディスカッション)