月刊SSKしんぶん VOL.20
SSK活動報告(5月)
5月の連休も過ぎ、木々の緑や花々の美しさを楽しめる季節です。でも、今年は、天候不順な日が多く、体調を崩されたりしている方もいるようです。ご存じの方も多いかと思いますが、4月から児童精神外来が充実しました。メモリー外来が開始され、認知症の鑑別診断等も始まりました。新棟の完成も近付き、病院も何かとあわただしいこの頃です。体調を整えて準備していけたらいいですね。
SSKは、5月1日にも訪問を行いました。地域で暮らす方々の力になれればと思います。
- 11日(金) 訪問実務者会議
- 14日(月) 石川子供家庭支援センター職員病院見学(2名)
- 16日(水) わかくさ家族の会で制度についての講演:山口
- 16日(水) 包括高尾出張相談:玉城
- 18日(金) 友遊会
- 24日(木) 病院見学会(7名)
- 26日(土) サポートグループ(5名)
- 31日(木) 包括めじろ出張相談:田Dr
などがありました。
今回の病院見学会は、地域の方が多かったのですが、10年以上も前に当院を見学されていた方がいて、「この病院は変わっていきますと当時対応した職員が話していたが、本当に努力している、病院(職員)がよりよい病院になることをめざして変わってきているということをこの目で確かめられた」とか、「以前見学にきたことが自分の仕事に生かされた。今回も生かしていきたいものがいくつもあった」、「明るい病院で精神科のイメージが変わった」などの感想が聞かれました。地域の方々は、私たちの活動や医療をみているのだということを改めて感じます。外への情報発信も大切、医療の質やサービスの向上に努めることも大切ということですね。
居宅生活安定化自立支援事業って何?
居宅生活安定化自立支援事業とは、八王子福祉事務所生活福祉課の自立支援プログラムの中の1つの事業です。事業の目的は、「在宅生活の安定や精神科病院からの退院支援をすること」です。多摩在宅支援センター円という事業所がこの事業を市から受託し、精神保健福祉士、精神科医師、精神科看護師の計6名のスタッフで活動しています。事業利用対象者は、
- 八王子市から生活保護を受給している世帯。
- メンタルケアが必要と思われるが、医療中断または未治療のケース。
- 生活保護ワーカーが対応に苦慮している。
- 生活が安定していない。
以上の1~4のようなケースに対して、相談、面接、医療機関との調整など、ケースマネージメントを行っています。
イベント広場(6月予定)
[内] | 1日(金) | 15:10~ | 訪問実務者会議 |
[外] | 9日(土) | 13:30~ | 都立多摩総合医療センター講堂にて「地域精神医療と福祉の連携を考える~“ほっ”とできる生活をこの街で~講演・シンポジウム(地域ネットワーク多摩主催) |
[内] | 9日(土) | 13:30~ | 統合失調症基礎講座「統合失調症の症状・治療・リハビリ」山中Dr |
[内] | 9日(土) | 11:00~ | ジョートーク |
[外] | 11日(月) | 13:30~ | 地域支援会議(山口) |
[内] | 14日(木) | イーライリリー社員研修(見学) | |
[内] | 16日(土) | 13:30~ | 友遊会(家族の会) |
[他] | 25日(月) | 17:00~ | 介護スタッフ研修会 |
[内] | 27日(水) | 15:00~ | 病院見学会 |
[内] | 29日(金) | 16:30~ | 円との定期連絡会 |
その他、プライマリー訪問看護ステーションのグループホーム入居希望者見学・説明会や退院支援委員会の報告会もあります。相模原市、八王子市の市民講座で笠原先生が講演されます。
詳しくはSSK掲示板をご覧ください。