月刊SSKしんぶん VOL.108
SSK活動報告(1月)
今年は暖冬と言いますが本当にそう感じます。冬の朝、水道の水が冷たいと感じたり、霜が降りるのをみたのも数えるほどしかありません。過ごしやすくはありますが、自然の変化にちょっと心配な今日この頃です。体調も崩しやすいと感じますので、皆様お気をつけください。高尾には梅林がいくつもあり3月には梅まつりが恒例となっていますが、このところの陽気で梅の花がちらほら咲き出しています。花びらや色合いも種類があるようです。お近くにお越しの際は川沿いの遊歩道や旧街道をのぞいてみて下さい。
【本人・家族支援】
11日(土)ファミリープログラム③/16日(木)ピアサポーター病棟訪問
17日(金)いっぽの会茶話会/24日(金)元気のひろば/25日(土)サポートグループ
【地域連携】
6日(月)デイケア・SSK合同企画「森の音楽祭‘20」/15日(水)ハッピーフルーツ販売会
22日(水)病院見学会
【こんなことも…】
当院では「退院支援委員会」が中心になって退院支援に関する病院としてのとりくみを進めています。21日(火)には、職員向け学習会「やってみよう退院支援!使ってみよう地域移行!」というテーマでマインドはちおうじ相談支援センターの中島さん、グループホームくぬぎの杜の沖さんを講師にお招きし地域事業所の方々にも参加していただく中で具体的なお話を聞くことができました。誰もがもつ可能性やストレングスに目を向けて患者さんの退院や地域生活を一緒に考えていきたいと改めて思う会でした。
イベント広場(2月予定)
●6日(木) 13:30~ ピアサポーター病院訪問(E2・B2病棟)
●7日(金) 13:30~ いっぽの会茶話会(オープンルーム)
●8日(土) 11:00~ ファミリープログラム④(グリーンホール)
●21日(金) 13:30~ いっぽの会茶話会 (オープンルーム)
●22日(土) 11:00~ ファミリープログラム⑤(グリーンホール)
13:30~ 家族の談話室(オープンルーム)
●27日(木) 15:00~ 病院見学会
●28日(金) 13:30~ 元気のひろば(オープンルーム)
ゲスト:地域活動支援センター連
◆その他、地域で行われる講演会等の詳しい案内はSSKオープンルーム前等に掲示または配布中です。のぞいてみて下さい。
おしらせ
ファミプロOBOG会、友遊会、退院支援委員会、元気のひろば 合同特別企画講演会
病気があっても自分らしく生きる ~本人だって、家族だって~
3月14日(土)10:00~12:10グリーンホールにて行います。
当事者として櫻井博さん、家族として鬼頭博子さんをお招きし、両立場からご経験や今後への思いなどをお話していただきます。ご本人・ご家族・職員どなたでもご参加いただけます。是非ご参加ください。(詳しくはチラシ・ポスターをご覧ください)
「元気のひろば」から
みなさん、こんにちは~。最近は番外編続きでしたが、今回はかえって新鮮な通常会でした。地域の事業所から当事者を招いて、リカバリーストーリーなどを話してもらうのが通常会です(念のため確認)。今回のゲストは八王子の地域生活支援センターの「あくせす」さんから、「ぽかぽかはあとなあ」の三人がいらっしゃいました。「ぽかぽかはあとなあ」は色々な所で話をして当事者に元気になってもらおうと活動をしているグループです。最早、「元気のひろば」では常連さんですね。今回のテーマは「「ぽかぽかはあとなあ」の活動を続けている理由」でした。細かいところではそれぞれの理由がありましたが3人とも口を揃えて言うのは、「「ぽかぽかはあとなあ」の活動がなかったら今の自分はなかった」でした。私も時々ピア活動をするのですが、この3人の言葉はガツンときました。私も、「ぽかぽかはあとなあ」さんも、「人のために」と活動してきたけど、「自分のために」もなり、「自分自身に変化」まで及ぼす……。ここのところ、筆者はピアサポート研修を受講することが多く、「ピアとはどうあるべきか」に思いを巡らせていたので、ヒントをもらった気がします。私達
障害者だけではできないことも多いけれど、専門職に手伝ってもらえることで(「ぽかぽかはあとなあ」さんには「あくせす」の職員さん、私には職場の皆)輝くことができ、win-winの関係を築けるんだなと思いました。輝いている「ぽかぽかはあとなあ」さんを見て、私も何でも自分でやろうとせずに、もっと専門職に頼っていいのかな?と思いました。(文:元気のひろば担当 児玉)