月刊SSKしんぶん VOL.120
SSK活動報告(1月)
「退院準備プログラムてくてく」が終了しました!
2020年度第2クールも1月いっぱいで無事終了となりました。
今年度は第1・2クールあわせて11名の方が参加されています。開始前には料理が心配だった方も自信が出たり、ゆっくり進もうと思ったとの感想があったり。病棟のスタッフの皆さんのご協力にも感謝いたします。また、次年度もご協力のほどよろしくお願いします。
次年度の募集は2月。プログラムは4月からの予定です!
イベント広場(2月予定) ●院内 ★その他
●4日(木) 13:30~ ピアサポーターの病院訪問
●26日(金)13:30~元気のひろば(ミーティングルーム)
院内企画 『こころの元気+で座談会』
●27日(土)13:30~家族の談話室(オープンルーム)
*いっぽの会茶話会(第1・3金曜、オープンルーム)
休止中。再開時はお知らせします。
*オープンルームにも、お気軽にお立ち寄り下さい。
リカバリー総合応援部コーナー「あれこれ教えて」
今回は前回に引き続き認知機能リハビリーテーションの具体的なプログラム内容について、デイケアセンター 作業療法士 菱沼さんに教えていただきます。
Q 認知機能のリハビリはどのような患者さんが対象となりますか
A 当デイケアでは主に今後就労を考えている方を対象に実施しています。プログラムを通して自身の特徴を把握し、どういった形で今後の仕事に活かせるか検討していきます。
Q 関係者ご本人が認知機能リハ希望する場合、誰に問い合わせしたらよいですか
A まずは主治医に相談しデイケアに登録していただきます。数回の試験参加でデイケア通所に慣れていただき、その後に担当スタッフと相談して認知機能リハに参加するかどうかを決めていきます。
Q 実際のプログラム内容、時間などを教えてください。
A 認知機能リハは以下二つのセッションで構成されています。
- PCセッション:専用のPCソフト『J-cores』を用いて機能訓練を行います。
- 言語セッション:グループワークを通して自身の認知的な特徴を理解していきます。
二つのセッションを合わせて計36回(週2日×12週間)継続的に行います。一回のセッションは約1時間半です。
※プログラムはVCAT-J(認知機能リハプログラム)研究会の主催する研修を受講・認定を受けたスタッフが担当します。
「元気のひろば」から(文:元気のひろば担当 児玉)
皆さん、こんにちは~!
今回は何と!オンラインZOOM(ズーム)を使って「元気のひろば」を開催しました。ZOOM越しにお話をして下さったのは「あくせす」ぽかぽかはぁとなあの皆さんです。個人情報の保護などの理由で病院側のオーディエンスは見せられず(でも、あくせすの映像と声はこちらから見えます)、私達スタッフが病院側の様子や声を口頭でお伝えする形で行いました。
テーマは「一人暮らし」。今回のお話は、具体的な社会資源や街の情報のお話でした。社会福祉協議会の地域移行福祉権利擁護事業との関わり方から、八王子市内の安くておいしいラーメン店の場所、野菜の冷凍の仕方など情報のボリュームは満点。気さくな雰囲気のおかげで、オーディエンスからも情報提供がどんどん出てきました。ズームでの開催は初めてでしたが、時間が足りなくなるくらいの発言が双方から出て、私達の不安も吹き飛びました。参加して下さった皆様ありがとうございました!