月刊SSKしんぶん VOL.125
イベント広場(7月予定)
●1日(木) 13:30~ ピアサポーターの病院訪問
●3日(土)10:00~ファミリープログラム①
●17日(土)10:00~ファミリープログラム②
●24日(土)13:30~サポートグループ
●30日(金)13:30~元気のひろば(ミーティングルーム)
地域生活支援センターあくせす:テーマ『楽な暮らし方』
*いっぽの会ティーサロンは休止中。再開時にはお知らせします。
おしらせ
オリンピックyearの実感がまだもてないなか7月となりました。急に気温が上がりそうですから熱中症にかからないよう、声を掛け合って予防策を確認し、すこやかな夏をむかえましょう。
感染対策や熱中症、それほかのことでも気になることはため込まず、早めに一声掛け合いましょう。
リカバリー総合応援部コーナー「あれこれ教えて」
今日はリカバリー総合応援部 部長 山口PSWから、当院の「退院支援委員会」について教えて頂きました。
Q 退院支援委員会の成り立ちを教えてください。
A 退院支援委員会は2002年から始まり、社会の変化や課題に対応しながら活動し続けています。当院では、それまでも病棟ごとや個別では、退院支援や地域生活支援を積極的に行ってきましたが、病院の取り組みとして行うことで、1人でも多くの退院を実現していこう(一人ひとりの可能性を信じて一緒に取り組んでいく)ということと、地域や利用者のニーズに応えていける病院、少し具体的に言うと必要な時に入院治療が受けられ早期に地域に戻れる医療サービスを提供できる病院になっていくために立ち上がった委員会です。
Q 具体的な活動を内容を教えてください。
A 院内、法人内、地域関係機関との連携・協働を大切にしながら、特に1年以上、5年以上の入院者の退院を支援する活動を行っています。毎月の委員会では、各病棟の取り組みについての報告や意見交換、情報提供等を行うとともに、地域関係機関を交えての事例検討会を行っています。現在はコロナの影響でなかなかできませんが、職員のスキルアップや本人・家族への情報提供となるような学習会等も開催しています。また、退院準備プログラム※「てくてく」や「退院支援アパート」の運営、ピアサポーターの病院訪問窓口になっています。さらに、個別支援チーム(Dr,PSW,OTら)を編成し、必要に応じて支援スタッフに加わる、カンファレンスに参加する、勉強会のサポートをしていく等の活動をしています。
※てくてくについては5.6月号で紹介しております 追記・訂正:てくてく構成スタッフに今年度から、E2病棟も加わりました!
「元気のひろば」から
6/25地域活動支援センター、テーマ『自分を知ろう』
皆さん、こんにちは!今回のゲストは「連」さん。職員3名とピアサポーター1名の4名でいらっしゃいました。
前半は職員が「連」でのピア活動等について話し、後半はピアサポーターさんがリカバリーストーリーを話してくださいました。自分のコンプレックスのことや、良い支援者に出会えて一歩踏み出せたことなど…。印象的だったのが、「本当の自立とは、『自分一人で全部できるようになる』ではない。『必要な時に、周りにSOSを出せる』ことだ」とおっしゃっていたことです。この言葉、私は「深いな~」と思いました。確かに辛い時にSOSを出しそびれると、後々自分も辛くなって、周りにも迷惑をかけてしまいますよね…。
私はすぐにSOSを出す方ではありますが、改めて刺さる言葉でした。