月刊SSKしんぶん VOL.139
イベント広場(10月・11月予定)
10月
●7日・21日(金)
いっぽの会13:30~14:30(オープンルーム)
●8日(土)10:00~11:20
「ご家族のための企画講座」(グリーンホール)
ビデオ視聴「統合失調症講座」(コンボ)後編
●15日(土)
本人・家族のための基礎講座
「うつ病からの回復を目指して」 14:00~16:00
●15日(土)
ファミリープログラム開始
●28日(金)13:30~
元気のひろば(ミーティングルーム)
ゲスト:グループホーム くぬぎの杜
11月
●4日・18日(金)
いっぽの会13:30~14:30(オープンルーム)
●5日・19日(土)
ファミリープログラム
●17日(木)・18日(金)
うかふわプロジェクト 駒木野アート展COLOR
●20日(日)
駒木野懇談会 第51回記念大会(グリーンホール)
●25日(金)13:30~
元気のひろば(グリーンホール)
ゲスト:ピアわかくさ
みんなのこまぎの美術館
「みんなのこまぎの美術館」は駒木野病院に寄せられた様々なアート作品をご紹介しています。作品を作る・観ることを通じてみなさまのもとへ鮮やかな感動・癒しをお届けできれば嬉しいです。今回はサービスステーション駒木野の企画で、当院ご利用者様から「作品のテーマ」を募りました。いくつかのテーマをお寄せ頂き、審査の結果「私の小さな世界」となり合計14作品が集まりました。もうすぐ掲載されますのでお楽しみに。
リカバリー総合応援部より 「あれこれ教えて!」
ご家族に向けた 心理教育プログラム(統合失調症)ファミリープログラム
ファミリープログラムは、統合失調症圏の診断を受けた患者様の再発率の低下や家族の介護負担軽減などに加え、家族が自らの生活や健康に目を向け大切にできるようになるための支援のひとつとして実施しています。退院促進や治療の急性期化の中、地域で生活する当事者が増え、当事者や家族が病気について知り、自分たちの力で困難な状況に対処する必要が高まっています。
構成としては前半の講義と後半のグループワークから成ります。全5回の講義は医師・看護師・薬剤師・作業療法士・公認心理師・精神保健福祉士がそれぞれの分野を担当し、正確な知識や情報を十分な配慮をもってお伝えします。グループワークは、家族自らがグループの相互作用の中で対処方法を習得し、エンパワメントを体験出来る機会を提供します。
「元気のひろば」から (文:元気のひろば担当,児玉)
皆様、こんにちは!今回来てくださった方々は草むらの会の夢像さんからでした。スピーカーのIさんとJさん、そして職員さん一名です。「夢像」さんとはパソコンに特化した事業所です。パソコンを使って自由に過ごす方もいたり、PCスキルの検定試験に向けて勉強したり、先輩が初心者に教えてあげたり。もちろん、工賃をもらって作業している人もいて、ラベル作りや動画編集などを行っているようです。Iさんは最初利用者として通っていましたが、今では週に何度か、夢像の当事者スタッフとして働いている方です。今回では、Iさんは自身の話ももちろん素晴らしかったのですが、草むらの会の紹介・説明も秀逸でした。事業所が多岐にわたる草むらの会をわかりやすく、そして、その中で夢像がどんな役割を担っているのかを話してくれました。もう一人のスピーカーのJさんはとても努力家な方。これまで、何度か具合が悪くなって仕事を辞めざるをえなくなっても、その度に再就職して人生の歩みを止めませんでした。夢像では、パソコンのスキルの資格も取られましたし、何と、今は精神保健福祉士の資格に向けて勉強中だそうです。あまりの頑張りに、元気のひろばの参加者の皆さんには「無理しないでくださいね︕」と、声をかけられていました。
今回の元気のひろばでも、非常に元気づけられる話を聞くことができました。夢像の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!